日記

2020.04.14

ピンチはチャンス

新型コロナウイルスの影響で東京は人通りが閑散としてきましたが、人混みが嫌いな私はこれくらいがちょうどよくて過ごしやすいです。

 

当社の仕事でも少しずつ影響が出始めており、プロジェクトが延期になるなど、今後の先行き不安はありますが、こういう時こそ今までになかった新しい仕組みが生まれるタイミングだと思い、どんなビジネスモデルが活きるのかなと思案しています。
先週私が紹介したZoom飲み会もけっこう浸透しているようで、今後のスタンダードになっていく可能性はありそうです。

ところで、今回のコロナウイルス関連で最も打撃を受けているのは店舗を構えている飲食店や理美容店などではないでしょうか。

現在政府の支援で急場を凌ぐための対策が用意されつつありますが、しかし、いつ収束するのかがわからない状態の中、延々と支援し続けることは不可能です。
これらの業種を応援しながら経済を回していく何かしらの仕組みが必要になりそうです。

 

出前の仕組みの強化

1番に思いつくのは出前ですね。
出前やテイクアウトは全ての飲食店にチャレンジして欲しいと思います。
ウーバーイーツはクラウドソーシングのような感じで出来高制の配達員が空いてる時間でお届けする仕組みですが、出前専門の物流会社とかができてもいいんじゃないでしょうか。
また、政府が現金給付とは別に、出前だけで使えるクーポン券のようなものをばらまけば、利用者も増えて出前を頼むことへの抵抗感も薄れるのではないでしょうか。

 

バーチャル食堂

2番目は店舗を持たないタイプのバーチャル食堂。

会社を登記する時に住所と電話番号だけを貸し出すバーチャルオフィスという形態がありますが、その飲食店版です。

料理はキッチンだけあれば作れます。

店名とキッチンだけが存在し、食べる場所は自由という形態はどうでしょう。
作った料理を近くの公園で、ファミリー専用に提供するような形態ならこの状況でも対応できそうですね。

 

フードファンディング

3番目は飲食店を応援するクラウドファンディングのような仕組みです。
現在クラウドファンディングは新しいアイディアや便利なものの開発へ投資するケースが多いですが、自分が食べ続けたいと思う美味しいものへの投資ももっと増えていいんじゃないでしょうか。フードファンディングのような仕組みを作って、応援した人は混み合っていても予約が優先されるとか。毎回デザートがただになるとかね。

自分がお気に入りの人気店がこのタイミングで潰れてしまったらそんな寂しいことはありません。
少しだけでも応援したいという気持ちの人も多いのではないでしょうか。

とまあこんなアイディアを考えつつ日々を送っています。
アイディアだけでは何の意味もないので、こんな状況で役に立つ何かを実現したいですよね。