日記

2020.04.23

新型コロナウイルスで思うこと

新型コロナウイルスに関して思うことを書いてみました。

特に具体的な数字等を書いていないので直感的な要素も多いです。あまり参考にせず流し読みしてください。

 

 

新型コロナウイルスのアメリカや欧州での猛威を見て、自粛を最優先と思っていましたが、自粛期間を終える目安が曖昧すぎるのでこりゃ無理だなと最近思っています。

安倍首相は4月7日に人との接触が8割減を実現できればGW明けに緊急事態宣言を解除する予定と説明しましたが、現在の感染者数の推移から考慮すると、緊急事態宣言を解除したところでまた感染者が増加し、再度緊急事態宣言が発令される事態に陥るのは目に見えています。

コロナウイルスが広まり始めた当初はまだ数人の感染者から1日で数百人が感染するまであっという間に感染が広がりました。
結局感染者がゼロにならないと感染を止めることはできません。感染者数がゼロになるまで緊急事態宣言が継続するとなれば、あまく見積もっても1年程度要するのではないでしょうか。1年間現在の状況を継続するのは経済的に不可能です。であれば自粛する意味はあるのでしょうか。

今のペースを考えると感染者がゼロになるのはGW明けというのは無理があります。

4月7日に緊急事態宣言が発令されて2週間ほど経過しますが、新規感染者の数は増えはしていませんが、減ってもいません。
感染者が減ってきたからそろそろいいかな。という形で緊急事態宣言を解除する→また感染者が増える→また緊急事態宣言のループに陥ってしまうと、この2週間はあまり意味のない自粛期間ということになってしまいます。
意味があるとすれば、ワクチンができるまでの時間稼ぎといったところでしょうか。

私は最近は感染者の拡大はある程度防ぎようがないものとして考えるしかないと思っています。
幸い日本では若年層の重症化の事例は少数で、感染者数、死者数も欧米程ではありません。
同じウイルスとは思えないような状況です。

私もいち経営者として金銭的な責任を負っている立場なので、あまり自粛期間に悠長に構えているわけにはいきません。
STAY HOMEが長期に渡ると経済がストップしてしまい、多くの会社で雇用が維持できなくなり、これまで築いてきた信頼関係が崩壊する自体になりかねません。そこで政府への要望は、欧米に習えではなく、日本の感染者数や死亡率を鑑みた日本独自の自粛方針を固めてほしいです。

・高齢者、または高齢者と同居の家族は自粛を継続
・60代以下の人は通常通りの勤務をする
・抗体検査を行い1度感染した人を選別する

特に抗体検査はできるものなら早急に行っていただきたい。

そして日々新規感染者数を報告してもらえるのはありがたいですが、できれば重症化の数と年齢も好評していただけると若年層は安心して仕事ができます。そして高齢者とは絶対に接触しない点が徹底できれば、通常どおりの生活を行ってもいいのではと思います。

STAY HOMEといつまでも言っていられるのは金銭的な責任を負っていない人間と、ある程度の蓄えがある人だけです。
自粛期間がGW明けまでと予想している経営者はあまりいないと思いますが、楽観的な見立ては命取りになる状況です。
さすがに普段はゆるい私でもここは踏ん張りどころだと思っています。