日記

2020.09.19

スラムダンクの好きなシーン2位を紹介するよ

先週のブログを書いていたらまたスラムダンクが読みたくなってしまったので、ランチついでに漫画が読めるパスタ屋に行ってサクッと見直してきましたが、やっぱり読むたびに泣いてしまうんですよね。新橋のパスタ屋で涙を拭ってたのは私です。

今回はみんなが気になってる好きなシーン2位の発表です。

 

スラムダンクの好きなシーン2位

その前にまず、ここで先に好きなキャラクター1位を発表しておきます。

 

スラムダンクは主人公の桜木をはじめ、個性豊かないわゆる”いいキャラ”がたくさん登場します。

湘北のチームメイトでは三井が連載当時は大人気でした。当時バスケをやっていた学生は14番をとりあったもんです。

他に流川も大人になって見返すと実は桜木のことをすごく気にかけてる良いやつだし、ゴリなんかは上司にしたいNO.1ですね。

 

ところが私の一番好きなキャラクターは「仙道」です。

仙道はバスケは天才的にうまいんですが、飄々としていてイマイチ掴みどころのないキャラでしたね。

平気で遅刻してくるし、プレーのクオリティはマインドに大きく左右される気分屋。

マイペースのB型ど真ん中という感じです。

 

何故数多くの魅力的なキャラクターの中から仙道をチョイスしたのか、

その理由は次のシーンにすべてが詰まっています。

 

 

「行け」って言ってます。

ベンチャー企業に在籍している人であれば、何となく感覚がわかるんじゃないかな。

 

このシーンは、14巻の海南戦からです。

神奈川県の優勝常連校の海南大付属高校相手に湘北高校は善戦します。

僅差のビハインドで迎えた終盤に相手チームからボールを奪った桜木は神奈川NO.1プレイヤーの牧を相手にダンクを決めようとチャレンジを試みます。

それをゴリやリョータは「待て!」「止まれ!」とストップをかけています。

当然ですよね。逆転の千載一遇の好機でちょっと前まで素人だった桜木が神奈川NO.1の牧に挑戦しようなんて無謀もいいところ。

 

しかし仙道は「行け」です。

カッコいいですよね。

 

人生でこういうチャレンジができるチャンスってなかなか無いんですよ。それも神奈川NO.1プレイヤーを相手に逆転の口火になるチャンス。

失敗したときのことを考えると二の足を踏んでしまう人が多いでしょう。

行った結果失敗に終わり、チームメイトに迷惑をかけてしまうんじゃないか、恥をかくんじゃないか。今後の人生でこの失敗を引きずってしまうのではないか。

なんて考えてしまうと体が硬直してしまいそうですよね。

 

でもね、私も基本的には仙道と同じ「行け」というスタンスです。

チームメイトも行った結果を責めないで欲しい。

チャレンジの芽を潰さないで欲しい。

桜木はここでチャレンジしていなかったら成長が何段階も遅れていたでしょう。

自分が今までできなかったことにチャレンジして克服した時に人は成長します。

 

仙道はそのことが全部分かってて「行け」って言ってるんですよ。

彼は一見何も考えていなそうで、自分のことよりも周囲のことをすごく気にかけています。そこがいいですよね。

このシーンにはすごく勇気をもらえます。

 

一見無謀に見えるチャレンジをする時に周囲の人は「無謀だ」「できるわけない」「やめとけ」という評価をしますよね。

今はベンチャー企業を経営することに対して昔ほどハイリスクだと思われることはなくなりましたが、まだ無謀なチャレンジだと思っている人もたくさんいます。

もちろん失敗する人もたくさんいます。

でも行った方が楽しいんだったら「行け」ですよね。行かないで後悔したくないんです。

 

ということでこの仙道の「行け」のシーンが第2位でした。

これだけ熱く語っておいてこれを超える1位は一体どのシーンなのか。

それはまた今度。(ちなみに最終回ではないよ)