Web制作

2020.02.12

デザインで重要なのは、「妄想力」と「アイディアの引き出しの数」と「経験」

WEB制作で「デザイン」は大切

 

今回はサイトをしっかりと設計・デザインするという点に注目して解説します。
サイトの設計は以下のような手順で行います。

 

まず一番重要な点は、

「サイト制作の目的を明確にする」という点です。

・商品の需要を喚起したい
・お客様を集客したい
・採用者に好印象を持たせたい
・情報発信したい

などが主ですね。

 

上記の目的によって、デザインの方向性が変わってきます。
デザインで重要なのは「こういう人が見るんだろうなぁ」という妄想力です。

 

しかも、【30代、男性、職業は営業、未婚、彼女あり、趣味は映画鑑賞】

 

という風に具体的な妄想が必要です。
そういう人が見た時にアクションに繋がるサイトとはどういうものなのかという点から逆算しサイトのレイアウトやデザインの方向性を決定します。

 

『男性なのでフォントは太めで力強く、メインカラーはブルー系で、30代未婚ということは一人の時間を大切にするような人だから、そういう人の心に響くキャッチフレーズを使用。夕陽とかの画像を使ってみるといいかもしれない。』

 

というような感じです。

 

ただし、このような妄想はすべて仮説なので、やはり運営後に思ったような結果が得られなかった場合は、再度妄想の練り直しが必要になります。

 

 

次に、サイトデザインを考える作業についてですが、

「すべてゼロから自分で作る」というのも良いですが、

基本的に私は他のサイトをたくさん見て参考にしています。

 

私は基本的にゼロからデザインを発想できるようなクリエイターではなく、他のサイトの良い点を見て学習し、今度自分のデザインでもこのテイストを取り入れてみよう。という感じでアイディアの引き出しを増やしていきます。

 

それに自分の過去の経験で使った方法を組み合わせてサイトデザインの基礎を生み出していきます。

簡単に言うとパクっているのですが、パクリとオリジナルをうまく組み合わせてパクリジナルを作っています。

 

 

だいぶぶっちゃけてしまいましたが、

デザインで重要なのは、「妄想力」と「アイディアの引き出しの数」と「経験」ですね。

 

経験を元にデザインをするというのは過去の自分のアイディアをパクるということですよね。

何もおかしなこと言ってないですよね。

 

 

しかしこのような経緯で生み出されたものを完全オリジナルといえるのか、というのは難しい問題ですね。
以前東京オリンピックのロゴマークが盗用と批判されていましたが、過去のデザインを参考にするのと盗用は紙一重です。

 

 

しかし、過去のデザインを参考にせずにゼロからデザインを生み出すのははっきり言って時間のムダだと私は思います。

しかも一回目から良いものが生み出される確率もかなり低い(自分の実力では)ため、数多くのトライアンドエラーが必要になります。

 

そうなってしまうと時間と予算がいくらあっても足りません。
良いデザイナーというのは時間と予算を把握した上で効率よく良いものを作っていくことも大切です。

 

 

ちなみにデザインに使用しているソフト類は、

 

サイト全体のデザイン → Adobe Photoshop

ワイヤーフレームの制作、イラスト類の作成 → Adobe Illustorator

 

を使っています。

素人の方がデザインを始めようと思ったらソフトの選択から行う必要がありますね。

 

次回はデザイナーはつらいよ…のグチでも書こうかと思います笑