おはようございます。

3月4月は新しい期の始まりで先輩や上司になる人も多いと思います。

新しく上司になる人は責任ややりがいを感じ、モチベーションが高まっていることだと思いますが、部下への軽率な発言などは最近問題になることが多いです。

そこで、今日は個人的に上司に言われてモチベーションが著しく低下した言葉を5つ紹介します。

①「（失敗に対して）どうするの？」

部下の失敗の原因を追求してどう改善するのか？を問う時によく言ってしまう発言ですね。

こういう聞き方をすると失敗に対して威圧されていると感じるケースが多く、部下は怒られるのが嫌になり「失敗をしたくない」「チャレンジなんてしたくない」「成功するよりミスを無くすほうが重要」「責任が伴う仕事はごめんなさい」と消極的な姿勢になってしまい、そこから大きな成功は生まれません。

正しい言い方

「（失敗に対して）どうしようか？」

失敗に対して一緒に考えようという姿勢を見せろ！

②「〇〇すらできないの？」

人間性を否定するような発言ですね。部下は自分はダメな人間だと落ち込んでしまいどんどん自信をなくしてしまいます。

正しい言い方

「〇〇って難しいよな」

できないことは誰にでもある。寄り添え！

③「何か困ったら俺に相談しろ」

部下が失敗してしまった後にフォローするつもりで言っているのかもしれませんが、相談できるなら最初からしてます。

①、②のような発言を常日頃されている上司に困ったことを相談しやすいわけありません。

正しい言い方

「今〇〇ってどんな感じ？」

部下が失敗する前に困ってることを察しろ！

④「責任は全部俺が取るから」

一見カッコいい発言に聞こえますが、責任をとるって漠然としていて一体何をしてくれるのかさっぱりわからないんですよね。

こういう上司に限って部下に責任を押し付けて、今度は自分がしっかり言い聞かせておきますんで。とか言うんですよね。

正しい言い方

「失敗したらフォローするから」

責任を取るとかいう漠然としたことを言うな！

⑤「〇〇には困ったもんだよ」（第三者の部下の愚痴）

俺は悪くないんだけどこの部下に足を引っ張られて困っている！という主張を第三者にしてはいけません。

まったく会社に関係ない地元の友だちとかに言う程度ならいいですが、会社の関係者にこのような話は厳禁です。

正しい言い方

「〇〇はこことこことそこがすごくいいからあそこだけ直ったら完璧なんだよな」

しっかりいいところも見てやれ！

あくまで個人的な見解なので、この発言をよくしてしまうという人が間違っていると否定するわけではありません。

ですが、全て言い方ひとつで印象は大きく変わります。

このような言い方をする人の心の根底に高慢な気持ちがあるのがわかってしまいます。

部下はこういうことを言われ続けるとだんだん会社に行くのも嫌になってきますし、こんな人のために頑張りたいとは思いません。

個人的には偉そうな発言が嫌いです。自分で書いていてイライラしてきました。

できる上司はこんな言い方はきっとしません。

どんなに仕事のできる人でも自分ひとりで大きな成果は出せません。部下に支えられてると感謝の気持ちで、驕らず接しましょう。